建築物・内装の意匠登録2

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建築物・内装の意匠登録2

昨今アップルストアーなどに見られるような空間演出のデザインがブランディング戦略ににおいて重視されている。
ここで重要なのが「空間」「プロダクト」「商標」の3つの要素である。
空間とはすなわち建造物や内装などで、人々が心地よいと思うような環境を言う。
大事な要素にも関わらず工業所有権で保護されてこなかった分野である。
コメダ珈琲やいきなりステーキなどの店舗デザインが模倣されて、同様のデザインの店舗が増えたことは記憶に新しい。
そういえば中国の偽アップルストアーなども問題になっていた。
海外でも、米国や欧州は建築物・内装の意匠登録が可能となっている。
外内の建築物の図面作成について以前、代理人様からお問い合わせいただくことが何度かあったが、残念ながら国内出願は難しいという結論になった。

今回注目したいのは意匠法の改正と同時に立体商標の審査基準が改定になり、建造物や内装の部分的な登録申請が可能になったことだ。
具体的には部分意匠と同様に権利除外部分を破線で示すことになる。
以前は建物の立体商標は商標を含んだものでないと登録が難しかったので、かなり基準が緩和されて出願しやすくなったと言える。
商標審査基準[改定第15版]



 


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Patent Designer’s Note

意匠図面、意匠写真の専門家という立場でより掘り下げたデザインの話、知財の話、気になる情報を書き留めます。

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